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Reol×majiko ネットカルチャー出身歌姫が思うメジャーで戦う意味

Reol×majiko ネットカルチャー出身歌姫が思うメジャーで戦う意味

Reol『事実上』
インタビュー・テキスト
黒田隆憲
撮影:伊藤惇 編集:川浦慧(CINRA.NET編集部)
2018/11/30

同じシンガーでも、楽器を演奏したことのある人とない人とでは全然違う。(majiko)

—元々は、どんなきっかけで音楽に目覚めたのですか?

majiko:うちは親がボイストレーナーだったので、音楽が身近にあったんですけど、歌うのが楽しいと思い始めたのは中学で軽音楽部に入った時ですね。最初はバンドを組んで、私はドラム&ボーカルを担当していました。ドラムを叩く割合の方がだんだん高くなってきたので、自分の歌を試すためにニコニコ動画に上げるようになったんです。

majiko

Reol:私は歌い始めるのが遅かったので。というのも合唱とかで歌うと、自分の声って浮くんです。輪郭がはっきりし過ぎているから。裏声じゃないと馴染まず、音楽の先生に怒られたりして。それで人前で歌うのはあまり好きじゃなかったですね。

ただ、ピアノを3歳くらいからやってて、小学生の頃はトランペットと、ずっと旋律楽器をやっていた流れで高校に入った時には軽音楽部に入ってベースをやろうと思ったんです。でもボーカルが少なかったのもあって、いつの間にか歌わされてて。で、歌を録音するための機材を集めて、試験的に歌を家で録ってネットに上げたのが始まりでしたね。

—「小さい頃から歌が好きで好きで……」という感じではなかったんですね。

Reol:全く違いました。歌は、どちらかというとトランペットを吹いているのに近い感覚というか。ハイトーンを「当てていく」みたいな感じで。トランペットでソロを吹く時は注目されるんですけど、歌でも観客がじっと見てくれるので、小学生の頃を思い出します(笑)。

左:Reol

—そこもボーカルとトランペットは似ているのかもしれないですね。

Reol:majikoもいろいろ楽器をやるよね。この間はMVでトランペットを吹いてたじゃない?

majiko:トランペット、めちゃめちゃ難しかった! でも、基本的に人前で演奏するのはドラムくらいかな。同じシンガーでも、楽器を演奏したことのある人とない人とでは全然違うと思っていて。アンサンブルをちゃんと理解できているかどうかで、歌い方やリズム感もかなり変わってきますよね。パフォーマンスにも影響が出ると思います。

Reol:間違いないね。自分の声だけしか聞かずに歌っている人と、ちゃんとグルーヴや和音を聴いて歌っている人とでは、やっぱり違うと思う。

—Reolさんは今、基本的に作詞作曲、ステージ演出や衣装までセルフプロデュースでやっているんですよね?

Reol:本当はやりたくない……これ以上やると、キャパオーバーしちゃう(笑)。楽曲を作った時に「この曲はこうあって欲しい」というビジョンが明確にあり過ぎて、他人に委ねられなくなってしまうんですよね。よく「なんでもできて、すごいね!」みたいに言っていただくこともあるんですけど、全然そんなんじゃなくて(笑)。

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リリース情報

Reol『事実上』初回限定盤
Reol
『事実上』初回限定盤(CD+DVD)

2018年10月17日(水)発売
価格:4,104円(税込)
VIZL-1418
初回限定盤特典DVD、『事実上』オリジナル・コンセプトブック封入(全36P)

1.幽居のワルツ
2.サイサキ
3.激白
4.十中八九
5.煩悩遊戯
6.-MANDARA FACT-
7.真空オールドローズ
8.ミラージュ
9.SAIREN
10.秋映
11.mede:mede -JJJ Remix-(CD購入者限定ボーナストラック)

Reol『事実上』通常盤
Reol
『事実上』通常盤(CD)

2018年10月17日(水)発売
価格:2,700円(税込)
VICL-65037

1.幽居のワルツ
2.サイサキ
3.激白
4.十中八九
5.煩悩遊戯
6.-MANDARA FACT-
7.真空オールドローズ
8.ミラージュ
9.SAIREN
10.秋映
11.mede:mede -JJJ Remix-(CD購入者限定ボーナストラック)

majiko『COLOR』限定盤
majiko
『COLOR』限定盤(CD+DVD)

2019年1月23日(水)発売
価格:3,240円(税込)
UICZ-9110

majiko『COLOR』通常盤
majiko
『COLOR』通常盤(CD)

2019年1月23日(水)発売
価格:1,944円(税込)
UICZ-5102

プロフィール

Reol
Reol(れをる)

1993年11月9日生まれ。シンガーソングライター。自身のアーティスト活動全般をセルフ・プロデュースするマルチ・クリエイター。2012年頃よりインターネットを通じ音楽制作を始める。2015年、れをる名義でアルバム『極彩色』をリリース。この年のオリコン新人アーティストランキングで4位に選ばれる。2016年、3人組ユニットREOLとして活動を開始、アルバム『Σ』をリリース。2017年10月、ラスト・ライヴ「終楽章」をもって、REOLを解散。2018年初頭、ソロ・アーティストReol名義によりCONNECTONEレーベルで活動を開始。10月17日にフルアルバム「事実上」をリリース。アルバム発売後には全国ツアー「Reol Japan Tour 2018 MADE IN FACTION」を開催。

majiko
majiko(まじこ)

1992年10月28日生まれ、東京都出身のシンガーソングライター。幼少の頃から音楽の溢れる家庭で育ち、高校の頃からソングライティングを始める。2010年、友人の勧めで「歌ってみた」動画を「まじ娘(ルビ:こ)」という名義で投稿。2018年7月にはシングル「ひび割れた世界」(東海テレビ・フジテレビ系 オトナの土ドラ「限界団地」主題歌)をリリースした。

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