「アート」で再生した町、イギリスの北東部のニューキャッスル、ゲーツヘッド。今週、プログラムディレクターのキャロル・ベル氏が来日し、その都市再生手法についてのフォーラムが柏の葉アーバンデザインセンターで開催される。
彫刻家アントニー・ゴームリー氏の 「エンジェル・オブ・ザ・ノース (北の天使)」やノーマン・フォスターによる劇場、元工場をリノベーションしたアートセンターなどが並ぶこの町は、今や北部イギリスを代表する情報発信地となっているという。
日本でも金沢21世紀美術館や地中美術館の存在感が強まり、アートによる街づくりが一般にも認知され始めているが、ニューキャッスル、ゲーツヘッドの事例に学ぶところは大きいだろう。
創造都市事例研究フォーラム
『創造都市戦略を学ぶ―ニューキャッスルゲーツヘッドの事例をもとに』
2008年3月6日(木)15:00~17:30(開場14:30)
会場:UDCK(柏の葉アーバンデザインセンター)
出演:
キャロル・ベル(ニューキャッスルゲーツヘッド・イニシアチヴ Head of programme development)
吉本光宏 (株式会社ニッセイ基礎研究所 芸術文化プロジェクト室長)
岡田勉(スパイラル/株式会社ワコールアートセンター チーフキュレーター)
司会:太田浩史(東京大学国際都市再生研究センター特任研究員、建築家)
料金:入場無料
「プレゼンテーション」※各テーマは現状の予定です。
15:00~16:00
キャロル・ベル「ニューキャスルゲーツヘッドの文化施策(予定)」
―休憩―
16:10~16:30
吉本光宏「日本の創造都市の現状と課題」
16:30~16:40
岡田勉「柏の葉におけるアートプロジェクト」
16:40~16:50
太田浩史「ニューキャッスルゲーツヘッドでのピクニックプロジェクト」
16:50~17:30
「ディスカッション」
主催:スパイラル、株式会社ワコールアートセンター
協賛:三井不動産レジデンシャル株式会社
協力:UDCK
問い合わせ:スパイラル 代表 03-3498-1171 y.ota@spiral.co.jp(担当:大田)