新風舍、文芸社に事業譲渡し、自費出版作品の制作を継続

破産手続きに入った自費出版大手の新風舍の保全管理人は3月6日、同社の事業を文芸社に事業譲渡することを発表した。

現在、新風舍と契約を結び、本の完成に至っていない顧客が1,000人ほどおり、まずは情報を文芸社側に移行するのに2週間、その後1ヶ月程度の準備期間を経て制作を継続する流れをつくっていくのだという。

新風舍側は、同社が破産した場合に契約をした作者に返金されず、本を流通できない事態に陥ってしまうことを避けるべく、文芸社に譲渡が必要だと判断した。

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