死刑執行時の音声を伝える番組『死刑執行(仮題)』が放送

文化放送が5月6日、死刑執行の模様を音声で伝える番組「死刑執行(仮題)」を放送することが4月15日の記者会見で明らかになった。6日の午前10時から放送。

内容は、1955年に大阪拘置所で収録されたもので、刑務官が死刑囚に執行の知らせをしている音声や刑務官と死刑囚のやりとりが含まれている。当時の刑務官や死刑囚の遺族への許可を得て放送する。

国民が裁判官とともに裁判の審理に参加するようになる裁判員制度の施行が2009年5月21日。7月以降には実際に国民が裁判の審理に参加することになる。制度導入前に、死刑というものが実際に現存していて、それがどういうもので、自分がその審理に参加する可能性があるということへの認識を深める狙いもあるのだろう。

死刑については古今東西、その是か非についての議論がやまない。映画監督・小説家の森達也氏も今年1月に『死刑』(朝日出版社刊)を発行してその現場の様子や氏の強い想いを表現して注目を浴びたばかりだ。その他、国内外の映画賞を数多く受賞した周防正行監督の『それでもボクはやってない』など、裁判や刑罰に対する認識を深める作品がここ最近特に多い。

裁判員制度施行までの残り1年あまりの間、人が人を裁くという権利について、国民の側もしっかりと考えておく必要がある。

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