2007山形国際ドキュメンタリー映画祭にて観客支持率ナンバーワンのドキュメンタリーが公開

2007山形国際ドキュメンタリー映画祭にてアジア千波万波部門「市民賞・奨励賞」をダブル受賞したドキュメンタリー『バックドロップ クルディスタン』が、7月5日よりポレポレ東中野にて公開される。

居場所を求めて日本にやってきた、クルド人難民のカザンキラン一家。ひょんなことから彼らと出会った24歳の青年・野本大は、彼らについての映画を撮り始める。平和な日本にいては想像もできなかった「国家を持たない世界最大の少数民族」クルド人の厳しい現実。傍観者であることから脱するため、彼はついに国境を越え、はるかクルド人の故郷へと「バックドロップ」をかける旅に出る…。

「民族問題」「強制送還」といった答えの出ない問題に、傷ついたり迷ったりしながらも向き合おうとする姿勢が、多くの観客の共感を呼んでいる作品だ。

『バックドロップ クルディスタン』
2008年7月5日より、ポレポレ東中野にて公開
監督:野本大
プロデューサー:大澤一生
撮影:野本大、山内大堂、大澤一生
編集:大澤一生
2007年/日本/カラー/102分/
配給:バックドロップ フィルム

7月5日(土)、7月6日(日) 両日各回上映後、舞台挨拶あり
ゲスト:野本大(監督)、大澤一生(プロデューサー)、ゼリハ・カザンキランさん(カザンキラン家長女) ※ゼリハ・カザンキランさんは、両日とも12:30、14:40の回のみ登壇予定

他トークショー、イベント多数開催予定
また、公開を記念してTシャツデザインストア「graniph」とのコラボTシャツの発売が決定。公開1週間前から全国 graniph各店で販売開始、公開期間中はポレポレ東中野でも販売。

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