父の絵画と息子の映画を同時に紹介する『ルノワール+ルノワール展』

歴史に名を残した二人の巨匠に焦点をあて、父の絵画と息子の映画を同時に紹介する『ルノワール+ルノワール展』がBunkamuraザ・ミュージアム(東京・渋谷)にて5月6日まで開催中。

印象派を代表する画家ピエール=オーギュスト・ルノワールと、彼の息子であり、偉大な映画監督であるジャン・ルノワール。

「家族の肖像」「モデル」「自然」「娯楽と社会生活」と4つの章にわけて、二人の作品を紹介。同じテーマで絵画と映画の抜粋を対比させることで、親子間の確かな関係、巨匠と呼ばれる表現者二人の根底に流れる共通性を、明らかにしてゆく。

ルノワールの絵画約50点のうち、オルセー美術館からは日本初公開作品を含む約15点の油彩が出品。映画史上最も偉大な監督の一人といわれる、ジャン・ルノワールの映画の抜粋を約15点、父の絵画と展示する。

『ルノワール+ルノワール展』
2008年2月2日(土)~5月6日(火・休)10:00~19:00
※開催期間中無休
会場:Bunkamuraザ・ミュージアム(東京・渋谷)
料金:一般1,400円、大学・高校生1,000円、中学・小学生700円

(画像:ピエール=オーギュスト・ルノワール 《田舎のダンス》(部分) 1883年 ©Photo RMN/H. Lewandowski/digital file by DNPAC
ジャン・ルノワール 『ピクニック』、1936年 Paris, Collection Cinematheque francaise, fonds Femis; D.R.)

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