ファーストフードの現場から問題の実態に迫る、『ファーストフード・ネイション』

ファーストフード業界の実態に迫った『ファーストフード・ネイション』が2月16日からユーロスペース(東京・渋谷)にてレイトショー公開される。

利潤の追求に専心するハンバーガー・チェーン「ミッキーズ」の本社幹部、劣悪な労働条件の下、下請けの精肉工場で酷使されるメキシコからの不法移民。そして店舗で、時給を稼ぐために勤務時間をやり過ごす学生アルバイトたち。交わることのなかった三者が「牛肉パテへの大腸菌混入」という事実の発覚によって交わり、やがて「食の安全性」、「格差社会」、「環境破壊」など、アメリカだけの問題に留まらない、現代社会の病巣が炙り出されていくストーリー。

2006年カンヌ国際映画祭・コンペティション部門に出品され賛否両論を巻き起こした、リチャード・リンクレイター(「ビフォア・サンセット」、「スクール・オブ・ロック」)の話題作が遂に日本に上陸。

大ヒット・ドキュメンタリー「スーパーサイズ・ミー」にも多大な影響を与えたジャーナリストエリック・シュローターのルポルタージュ「ファストフードが世界を食いつくす」(草思社刊)を元に、ジェレミー・トーマス(「ローズ・イン・タイドランド」、「ラスト・エンペラー」)、セックス・ピストルズの仕掛け人マルコム・マクラーレン、二人の大物プロデューサーがタッグを組んだ作品となっている。

『ファーストフード・ネイション』
2008年2月16日よりユーロスペースほか全国にて順次公開
監督・脚本:リチャード・リンクレイター
原作・脚本:エリック・シュローサー
製作:マルコム・マクラーレン、ジェレミー・トーマス、ジェフリー・スコール

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