膨大なデータと対峙する新作 池田亮司インスタレーション展『datamatics』

常に「オンライン」であるのが当たり前となりつつある現代においては、目に見えない「情報未満」のデータの海が常に拡大し続けている。電子音楽作曲家・アーティストの池田亮司氏の最新シリーズ「datamatics」は、そうした不可視のデータを「知覚化/美学化/形式化」するプロジェクトだ。

現在、山口情報芸術センターで開催中のインスタレーション展『datamatics』では、同プロジェクトから新作を含む3作品を、同時公開している。

池田氏は、コンピュータによる先端的音楽表現を追求し、1990年代以降、アーティストグループ、ダムタイプや振付家のウィリアム・フォーサイス、建築家の伊東豊雄など、他ジャンルで活躍するクリエイターたちとのコラボレーションにより、その活動領域はアート、デザインなど幅広い。

世界を決定づけているであろう様々なデータ。これらを解析・変換・再構築した映像とサウンドが生み出す緻密かつ壮大な世界。これまでに体験したことのない圧倒的な刺激、そして高解像度な世界を、ぜひ体感してほしい。

池田亮司 新作インスタレーション展『datamatics』
2008年3月1日(土)~5月25日(日)
時間:月~金12:00~19:00、土・日・祝10:00~20:00
会場:山口情報芸術センター(山口・中園町)
料金:無料

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