ガス・ヴァン・サント監督の最新作『パラノイドパーク』、少年の罪の意識との葛藤を描く

オレゴン州ポートランドを舞台に繰り広げられるガス・ヴァン・サント監督の最新作『パラノイドパーク』が4月12日から公開される。

ポートランド出身の作家、ブレイク・ネルソンの同名小説を、『エレファント』『ラストデイズ』のガス・バン・サント監督が映画化した同作は、少年の罪の意識と葛藤を見事に描き出し、07年カンヌ国際映画祭60周年記念特別賞を受賞している。

16歳の少年アレックスは、不良スケーターの聖地とされるパラノイドパークに足を運ぶようになる。しかし、そこでちょっとしたスリルを味わうための出来事がきっかけとなり、偶然にも1人の男性を死なせてしまう。不安に駆られながらも何もなかったかのようにいつもの生活を送るアレックス。しかし、彼の中の何かが少しずつ変わってゆく...。

少年の心を映し出したかのような美しい映像と音楽も、世界観をより一層にクリアでいながら深く作り上げている。

『パラノイドパーク』
2008年4月12日(土)シネセゾン渋谷他にて全国順次ロードショー
脚本・編集:ガス・ヴァン・サント
撮影監督:クリストファー・ドイル、レイン・キャシー・リー
キャスト:ゲイブ・ネヴァンス、ジェイク・ミラー、テイラー・マムセン、ダン・リュウ、ローレン・マッキーニー、スコット・グリーン、オリバー・ガーニアー、ディラン・ハインズ 他
製作:ニール・コップ デイヴィッド・クレス
サウンドトラック:ランブリング・レコーズ
提供:東京テアトル アミューズソフトエンタテインメント ピックス

(画像:©2007mk2)

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