4月7日に発表された第92回ピューリッツァー賞でボブ・ディランが特別賞を受賞したことが発表された。
ピューリッツァー賞は、アメリカの報道界で元も権威のある賞。毎年21の分野が対象となり、コロンビア大学ジャーナリズム大学院が運営を行なっている賞だ。米ジャーナリストのジョセフ・ピューリッツァー(1847-1911年)の遺志をついで1917年から開始した賞。
過去にミュージシャンで受賞したのは、セロニアス・モンクとジョン・コルトレーンと、2人ともジャズアーティストで、死後受賞している。ボブ・ディランの受賞はミュージシャンで3人目だが、尚音楽活動をしているミュージシャンとしては、初となる。
また、4月26日には、1962年のデビューから世界的に評価され続けてきたボブ・ディランの音楽と人生を、6人のキャストがそれぞれに描いた映画作品『アイム・ノット・ゼア』がシネマライズなど全国で公開予定。今回の受賞もあり、反響に期待ができそうだ。