ヴォルフガング・ティルマンス個展『Lichter』、立体的な写真シリーズやフォトコピーによる大作を展示

ドイツ生まれのフォトグラファー、ヴォルフガング・ティルマンスによる個展『Lichter』がワコウ・ワークス・オブ・アート(東京・初台)にて5月24日(土)まで開催中だ。

ヴォルフガング・ティルマンスはポートレート、風景、生物、ヌードなどの日常を切り取る作品をはじめ、印画紙にイメージを定着させた抽象的な作品など、様々なテーマで制作を行うフォトグラファー。ヨーロッパの重要なアーティストとして高い支持を得ている。

4年ぶり4回目の個展となる今回は、作家自らが来日し、インスタレーションを構成。一昨年ニューヨークで発表された立体的な写真シリーズ「Lighter」や、フォトコピーを用いた大作など、写真表現の可能性を追求した最新作を展示する。

また、展覧会にあわせて4冊目となるティルマンスのアーティストブック『Wolfgang Tillmans Wako Book 4』が出版されている。

ヴォルフガング・ティルマンス展
『Lichter』
2008年4月10日(木)~5月24日(土)11:00~19:00
会場:ワコウ・ワークス・オブ・アート(東京・初台)
料金:無料
休館日:月、日、祝祭日

(画像:Lighter 50, 2008 © Wolfgang Tillmans)

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