ジャン・アンリ・ファーブルの世界を紹介する『ファーブル昆虫記の世界』

さまざまな昆虫の観察を行い、それらの生態研究成果をまとめて発表した『昆虫記』で知られる、ジャン・アンリ・ファーブルの世界を紹介する『ファーブル昆虫記の世界』が、6月8日(日)まで世田谷文学館で開催される。

同展は2003年にパリのEDF(フランス国営電力会社)センターで行われた展覧会『ジャン=アンリ・ファーブル―人間から、昆虫から―』をもとに、『昆虫記』の初版を含む関連写真や、版画など約200点を展示。

ほぼ同時代のダーウィンによる「種の起源」とは別の立場で、フンコロガシ、スカラベ、ゾウムシといった地味ながら奇妙な習性をもつ昆虫を独自の方法で観察し、それらの行動の謎を解き明かしたファーブルのロマンと探究心に触れることのできる展覧会となっている。

関連イベントには、養老孟司(解剖学者・東京大学名誉教授)を迎えた「昆虫公演会」を5月11日(日)を開催するほか、同展にあわせて美術家による昆虫をイメージしたアート作品や、区内で自然保護活動を続ける団体の活動を紹介する『世田谷空想昆虫館』も開催される。

『ファーブル昆虫記の世界』
2008年4月19日(土)~6月8日(日)
会場:世田谷文学館(東京・南烏山)
休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は、翌日休館)、ゴールデンウィーク中(4月26日~5月6日まで)は無休で開館します。(5月7日は休館)
料金:一般600円 大学・高校生350円 中学・小学生250円 65歳以上300円

関連リンク

  • HOME
  • Art,Design
  • ジャン・アンリ・ファーブルの世界を紹介する『ファーブル昆虫記の世界』

Special Feature

Crossing??

CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?

詳しくみる

JOB

これからの企業を彩る9つのバッヂ認証システム

グリーンカンパニー

グリーンカンパニーについて
グリーンカンパニーについて