黒沢清監督作品『トウキョウソナタ』がカンヌ映画祭で受賞

最も権威のある映画祭として知られる第61回カンヌ国際映画祭で5月24日(日本時間5月25日)、黒沢清監督の『トウキョウソナタ』が「ある視点」部門で審査員賞を受賞した。

「ある視点」部門は、斬新な切り口で表現された作品を称える部門。『トウキョウソナタ』は香川照之、小泉今日子、役所広司など大御所の役者が出演した作品で、家族をテーマにした黒沢監督の意欲作だ。失職した父親をはじめ、家族4人の崩れだす関係性と、再生への道を表現した作品。

監督は、「僕たちが家庭の中で抱えている小さな問題は、どうやら世界の問題でもあったようです。この受賞の喜びを仲間たちと分かち合いたいと思います」と受賞に際し、コメントを発表している。

『トウキョウソナタ』の日本での公開は今秋と予定されている。

  • HOME
  • Movie,Drama
  • 黒沢清監督作品『トウキョウソナタ』がカンヌ映画祭で受賞

Special Feature

Crossing??

CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?

詳しくみる

JOB

これからの企業を彩る9つのバッヂ認証システム

グリーンカンパニー

グリーンカンパニーについて
グリーンカンパニーについて