蒼井優主演作、ピエール瀧ら個性あふれるキャストも必見の女の子物語『百万円と苦虫女』

今やその抜群の演技力と空気感で若手女優のトップをひた走る蒼井優の単独主演作、『百万円と苦虫女』が、7月19日(土)より、シネセゾン渋谷ほか全国で公開される。監督は映画『さくらん』の脚本や『赤い文化住宅の初子』などの監督作で注目を集めるタナダユキ。

短大卒業後、就職もできずにアルバイト生活を送っている鈴子(蒼井優)。ひょんな事件に巻き込まれた彼女は、人との関わりを避けるように家族のもとを離れ、百万円が貯まるたびに誰も知らない土地へと移り住む。海の家、桃畑、行く先々で働きながら様々な人たちと出会い、温かさに触れては、その関係から逃げていく。そんな中、はじめて自分の心を打ち明けられる恋人に出会い、幸せな日々を送ることになるのだが…。

慣れない仕事に戸惑いながらも懸命に働く鈴子のひたむきさに惹かれる大学生、中島亮平を演じるのは、若手俳優陣の中でもその存在感と個性が光る森山未來。無骨ながらも心優しく鈴子を守ろうとする桃畑の男、藤井春夫を演じるのは、個性派男優としてひっぱりだこのピエール瀧。クラムボンのボーカル、原田郁子が歌う書き下ろしの主題歌「やわらかくて きもちいい風」もまた、作品全体にすがすがしい余韻を残してくれる。

くすっと笑って、ほろりと涙。人生が愛おしくなるちょっとビターで憎めない女の子の物語り。「自分を探さない旅」にでた鈴子がラストで見せる表情はすべての観客にとって心地よいエールとなるだろう。

『百万円と苦虫女』
2008年7月19日(土)よりシネセゾン渋谷ほか全国ロードショー
脚本・監督:タナダユキ
出演:蒼井優、森山未來、ピエール瀧 ほか
主題歌:原田郁子「やわらかくて きもちいい風」
配給:日活

(画像:© 2008『百万円と苦虫女』製作委員会)

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