団地に住んで作品制作、取手アートプロジェクトが作品プランを募集中

取手市、取手市民、東京藝術大学の3者が共同で取り組んでいるアートプロジェクト「取手アートプロジェクト(TAP)」が主催する『取手アートプロジェクト2008』にて、取手市内にある取手井野団地に住み込み、作品を展開するアーティストを募集している。

取手アートプロジェクトは今年で10年目を迎える現代アートフェスティバル。「公募展」の年にあたる本年は、全国から作品プランを募集。11月の会期に向けて、市内にある取手井野団地にてレジデンス(滞在制作)を行うと共に、住民との交流を図る試みだ。制作された作品は取手井野団地を中心とする市内各所に展開される。

公募展のゲストプロデューサーにはみかんぐみを招くほか、ゲスト・アーティストには、様々な街を舞台に観客参加型のツアーパフォーマンスを行うPort Bや、デザインユニット生意気、齋藤芽生が参加。

年齢・キャリア・表現のジャンルは問わず、 原則として10月1日(水)から30日(木)の期間に取手井野団地で滞在制作をおこなうことが条件となっている。制作補助費として上限40万円を提供されるほか、家賃、光熱費はTAPが負担する。応募締め切りは8月3日(日)必着。また、7月20日(日)には現地の下見会も行われる。

『TAP2008』
2008年11月1日(土)~16日(日)の金、土、日、祝
会場:取手井野団地を中心とする茨城県取手市内各所

「公募展」
ゲストプロデューサー:みかんぐみ
ゲストアーティスト:
齋藤芽生(画家)、生意気(クリエイティブユニット)、Port B(演劇ユニット)
応募締め切り:2008年8月3日(日)必着
※応募条件、応募方法などはオフィシャルウェブサイト参照

「公募選考会」
2008年8月9日(土)、10日(日)
会場:東京芸術大学大学美術館取手館(取手校地)
審査員
みかんぐみ(建築家ユニット) 
遠藤水城( キュレーター・ARCUS Projectディレクター) 
熊倉純子(東京芸術大学准教授)
彦坂勝弘(取手井野団地自治会会長)
宮沢章夫(劇作家・演出家・作家)

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