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田名網敬一『COLORFUL』、遥か彼方で鋭い光を放つ60年代という特別な時代

日本における初期の現代ポップアートの第一人者で、サイゲデリックな作品を創作してきた田名網敬一の個展が、11月22日(土)より渋谷のNANZUKA UNDERGROUNDで開催される。

田名網は1936年東京生まれ。60年代から70年代にかけてアンディ・ウォーホルと仕事を共にするなど、戦後日本の前衛芸術の創成期における中心的なアーティストの1人。コントラストの強い色彩や独特の形態をなした連続物を空間にひっくり返したようなサイケデリックな作品などで知られる。

アニメーションや版画、イラストレーション、エディトリアル・デザインなど前衛的で遊びに満ちた様々な創作活動を行っており、特に映像作品は世界各地の映画祭・映像展に招待出品され、高い評価を受けてきた。

今展覧会では田名網の初期作品に焦点を当て、60年代~70年代初めに制作されたペインティング及びドローイング、映像作品、シルクスクリーン、また当時の作品を再構築した新作のペインティング及び立体作品が展示される。ファインアートとグラフィックアートの境界を超えて、より自由に表現活動を行おうとしてきた初期作品から、常に時代の空気を体現してきたその創作活動を再考しようというものだ。

田名網は、60年代という時代を振り返って、次のようなコメントを残している。
「ぼくの紆余曲折しながら歩んできた道程をふりかえると、60年代という特別な時代が遥か彼方でいまも鋭い光を放っているのがよくわかる。イラストレーションもアニメーションも実験映画もペインティングも版画も立体もそのすべてが60年代に生みおとされ成熟されたものといってもよい。」

田名網敬一
『「COLORFUL」(1960~1974)』

2008年11月22日(土)~2008年12月28日(日)13:00~20:00(土日祝は11:00~18:00)
会場:NANZUKA UNDERGROUND(東京・渋谷)
定休日:月・火曜日

「オープニングレセプション」
2008年11月21日(金)20:00~22:00
会期中はトークショーやパーティなども開催予定

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