『金色のガッシュ!!』の原稿紛失を巡る訴訟が和解、和解金は255万円

『週刊少年サンデー』に連載された漫画作品『金色のガッシュ!!』の作者である雷句誠が、編集者のずさんな管理取り扱いによってカラー原稿を紛失されたとして、小学館に計330万円の損害賠償を求めていた訴訟が、11月11日に東京地裁で和解が成立。小学館側は作者に対して謝罪し、和解金として255万円を支払うことになった。

『金色のガッシュ!!』の連載終了時に小学館が原稿を返還する際、カラー原稿5点の紛失が判明。小学館側はカラー原稿料1万7,000円の3倍を賠償額として提示したが、作者側は「美術的価値が高い」と1枚当たり30万円の価値を主張していた。

なお、雷句は自身のブログで今回の和解に関するを文章を掲載。和解についての経緯と、提案した共同提言が成立できなかったこと、そして漫画原稿に対しての「美術的価値」に関しての一文が加わらなかったことなどについてコメントしている。

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