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明日から2日間、「ポストモダニズム以降のアジア美術」について考察するシンポジウムが開催

11月22日と23日の2日間に渡り、「ポストモダニズム以降のアジア美術」について考察するシンポジウムが開催される。

同シンポジウムはこれまでのアジア美術の言説を再検証を目的としており、3つのセッションで構成。

ポストモダン理論との関係から、また、必要であればモダニズムの歴史にさかのぼって、歴史的・理論的に探る第1セッション。

そして、具体例となる作家のケーススタディを行い、異なる地域で生まれた作家たちの国際的な受容に注目することで、ポストモダン的な見方がどう新たな視界を開き、他方で偏りや盲点を生み出してきたのか、そのメカニズムを掘り下げる第2セッション。

そして最後となる第3セッションでは、「アジア的」「アジア性」という概念の再検討を試みます。特にアジア的な特質が現れると見なされているドローイング、装飾的美術などの中心的な分野に力点がおかれる。

非常に濃い内容になっており、特に近年注目を浴び始めている中国・韓国などのアートシーンに興味がある人には必聴の内容となるだろう。

国際シンポジウム
『Count 10 Before You Say Asia- ポストモダニズム以降のアジア美術』

2008年11月22日(土)14:00~17:00
2008年11月23日(日)10:30~17:30
会場:
国際交流基金(ジャパンファウンデーション)
JFICホール〔さくら〕
料金:参加無料(事前申込必要) 
定員:100名
※日英同時通訳付

パネリスト:
フロリナ・H.・カピストラーノ=ベーカー(アヤラ美術館海外展ディレクター)
范迪安|ファン・ディアン(中国美術館館長)
パトリック・D.・フローレス(フィリピン大学ディリマン校美術学部教授)
林道郎(上智大学国際教養学部教授)
平芳幸浩(京都工芸繊維大学美術工芸館准教授)
保坂健二朗(東京国立近代美術館研究員)
加治屋健司(広島市立大学芸術学部准教授)
神谷幸江(広島市現代美術館学芸担当課長)
キム・ボッキ(『art in culture』『art in ASIA』編集長)
黒田雷児(福岡アジア美術館学芸課長)
金井直(信州大学人文学部准教授)
前田恭二(読売新聞社記者)
田中正之(武蔵野美術大学造形学部准教授)

セッション1:
「アジア美術」の言説史ー形成と広がりから変容まで
presentation1 東南アジアにおけるキュレーションの展開と「近代」の来世
presentation2 日本におけるアジアの現代芸術と近代の亡霊
presentation3 グローバルとローカルの力学ー中国の現代美術

セッション2
「アジア美術」と作家たちー言説・制度の光と影
presentation1 文化衝突の接点にてーソ・ドホ(Suh Do-Ho)の場合
presentation2 ホアン・ヨン・ピンが撹拌する西洋と東洋
presentation3 インドとなることースボード・グプタの「局地性」

セッション3
液状化する「アジア性」とローカルとグローバルの狭間で
presentation1 ドローイングは「近代」を疑う
presentation2 「装飾」の政治性
presentation3 真正性を位置づけるーこれがアジアの衣服なの?

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