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2007年カンヌ最優秀脚本賞受賞、ファティ・アキン監督作『そして、私たちは愛に帰る』公開

ドイツとトルコを舞台に、運命のままにめぐり合い、別れ、再びつながってゆく。喪失の悲しみを乗り越えて、愛と希望を見いだす彼らの「再生の旅路」を鮮烈に描いた名作『そして、私たちは愛に帰る』が、12月27日(土)よりシネスイッチ銀座他で公開される。

親と子。それは側にいても心を繋ぎあえない、いちばん近い他人。大学講師の息子と、息子を男手ひとつで育てあげ余生を娼婦と過ごす父。トルコからドイツに出稼ぎし娼婦となった母と、反政府活動家としてトルコを逃れた娘。友人を救うためイスタンブールに旅立つ娘と、娘の身を案じながらも愛情を伝えられない厳格な母。ドイツとトルコ、2000キロに渡ってすれ違う3組の親子が、人生の旅路をさすらいながら「愛」そして「喪失から生まれる希望」を見出す。

本作は、2007年カンヌ国際映画祭最優秀脚本賞・全キリスト協会賞を受賞。監督は、前作『愛より強く』でベルリンを制した、若き俊英ファティ・アキン。3組の親子がドイツとトルコの2国間を交差していく中で、東洋と西洋がまじわる国・トルコが抱えるEU加盟や移民問題などの社会問題も描かれている点も大きな見どころとなっている。

幸せと不幸せは、背中あわせ。だから、人生はいつだってやりなおせる。

『そして、私たちは愛に帰る』

2008年12月27日(土)よりシネスイッチ銀座他、全国順次ロードショー

監督・脚本:ファティ・アキン

キャスト:
バーキ・ダヴラク
ハンナ・シグラ
ヌルセル・キョセ
トゥンジェル・クルティズ
ヌルギュル・イェシルチャイ
パトリシア・ジオクロースカ

後援:トルコ大使館、ドイツ連邦共和国大使館
配給:ビターズ・エンド

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