選び抜かれた美術学生とその作品、アーティストと鑑賞者の豊かな関係を作る展覧会『The six!』

「美術学生と社会をつなぐ」をテーマにした総合展覧会『The six!』が、12月10日から12月13日までの4日間、東京・大京町のThe Artcomplex Center of Tokyoで開催される。

美大生が作品を発表する場を作りたいという思いから、学生自らの運営によりスタートした『THE SIX』は活動3年目の今年、装いも新たに『The six!』として再スタートをきった。アーティストと鑑賞者、お互いが能動的にアートに接することのできる場所と関係を作るべく、今年は恒例の展覧会に加え、ウェブコンペティションとブックリリースという新たなアプローチを展開する。

期間中は、東京藝術大学、多摩美術大学、武蔵野美術大学、大阪芸術大学、京都市立芸術大学、愛知県立芸術大学、名古屋芸術大学、金沢美術工芸大学など、各美術大学の芸術祭で選ばれた上位優秀作品に加え、ウェブコンペティションでの一般投票とその後の審査を通過した作品が展示される。そして、展覧会出展者とウェブコンペティション通過者の作品をエディトリアルで特集した「日本の美術学生のポートフォリオ」が世界中で配布される流れだ。

ウェブコンペティションの最終審査員には、美術雑誌『美術手帖』編集長の岩渕貞哉、葛西薫、佐藤可士和、針谷建二郎、TYCOON GRAPHICS、成田久、槇文彦など数多くの著名人が参加している。

関連リンク

• THE SIX 2009 ｜ 美術大学総合展覧会