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風力で自ら歩行するアート作品がアジア初上陸、『テオ・ヤンセン展』が日比谷で開催中

風力を動力源として歩行する造形物を創り出す、オランダ人アーティストの展覧会、『テオ・ヤンセン展』が、日比谷パティオ特設会場にて4月12日(日)まで開催中。テオ・ヤンセンの展覧会は、今回がアジア初の開催となっている。

テオ・ヤンセンは大学で物理学を学び、1990年から風力で歩く立体作品を制作している。これらの作品群は「ストランドビースト」(オランダ語で「砂浜生物」の意)と呼ばれ、乳白色のプラスティックチューブでできた骨格を持つ。沢山の足をカタカタと動かして前へ進む姿は、ユーモラスでありながら神秘的に観る者を圧倒する。2006年に作品と彼自身が出演したBMWのCMが南アフリカで放映され、インターネットの動画投稿サイトでも話題を集めた。

同展ではメイン作品『アニマリス・モデュラリウス』、『アニマリス・オルディス』の他、大型作品11体を展示。作品のパーツや直筆スケッチなども展示される。展覧会公式ウェブサイトによると『アニマリス・モデュラリウス』は、実際に動くところを鑑賞できるデモンストレーションも土日祝日のお昼から夕方にかけて数回行われる予定だ。『アニマリス・オルディス』は、鑑賞者自身が動かして体験することができ、会場で人気のイベントとなっているという。

いつもは砂浜を歩き回っている「ストランドビースト」が、日比谷の展示会場でどんなふうに動きだすのだろう。実物を目にする絶好の機会を、お見逃しなく。

『テオ・ヤンセン展 -新しい命の形-』

2009年1月17日(土)~4月12日(日)
会場:日比谷パティオ特設会場・三信ビル跡地
時間:10:00~21:00(最終入場は20:30)
休館日:2月15日(日)のみ施設点検のため閉場
料金:1,500円(税込)※小学生以下は無料

(投稿:天沢もとき)
(画像:© Theo Jansen)

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