1600年から続く、日本とオランダ間の友好関係を記念して昨年から文化、スポーツ、外交など各分野で祭典が開かれている。それらイベントのひとつとして『オランダ映画祭』が、2月24日から東京国立近代美術館フィルムセンターにて開始される。
ハリウッドの勢いに押されがちなオランダ映画だが、実は無声時代から充実した映画製作が行われドキュメンタリーの巨匠ヨリス・イヴェンスを始めとする著名な映画人を数々輩出している。
上映作品は日本初公開の作品を含む近作や短編アニメーション、ドキュメンタリー作品など全20本。オランダ国内で大ヒットを記録した『ラブ・イズ・オール』や『ドゥーニャ&デイジー』も公開される。遠いようで交流の深いオランダの文化に触れてみてはどうだろうか。
『オランダ映画祭2009』
2009年2月24日(水)~3月15日(月)
会場:東京国立近代美術館フィルムセンター・大ホール
定員:310名(各回入替制)
料金:一般800円 高校・大学生・シニア600円 小・中学生400円
※障害者(付添者は原則1名まで)は無料
発券:2階受付
トークイベント
2009年2月24日(火)15:00~
ゲスト:レオンティーン・ペティート(『ドゥーニャ&デイジー』プロデューサー)
2009年2月24日(火)19:00~
ゲスト:ヘーネ・ベルヴッツ(『ドゥスカ』『バニシング』主演俳優)
2009年2月25日(水)15:00~
ゲスト:ヨーラム・リュルセン(『ラブ・イズ・オール』監督)