世界が注目するアントワープデザイナーを紹介する日本初展示『6+アントワープ・ファッション』

ベルギーの都市アントワープのデザイナーたちを紹介する日本初の展覧会『6+(シックス・プラス)アントワープ・ファッション』が、4月11日(土)から東京オペラシティアートギャラリーで開催される。

ほぼ全員がアントワープ王立美術アカデミー出身となるアントワープ・ファッションのデザイナーは、これまでのファッション教育の概念を超えた創造性と身体感覚にそった現実性を兼ね備えているのが特徴。

また、同展タイトルの「6」は1980年代に登場した「アントワープの6人(アントワープ・シックス)」と呼ばれるデザイナー6名を指し、「+」は彼らとともに語られるマルタン・マルジェラと次世代のデザイナーたち、写真家、スタイリスト、グラフィックデザイナー、メイクアップアーティストらを意味している。

同展は、ブリュッセルでの展覧会(2007年)の出品作にアカデミーの最新の卒業制作を加え、写真やショーの映像などを展示。さらに、関係者によるトークイベントも多数企画されているので、モードの現場を体感したい方は是非チェックしてほしい。イベントの詳細は、決まり次第オフィシャルサイトにて発表される。

『6+ アントワープ・ファッション』

2009年4月11日(土)~6月28日(日)
会場:東京オペラシティアートギャラリー 3Fギャラリー 1・2(東京・西新宿)
時間:11:00~19:00(4月17日を除く金・土は20:00まで、最終入場は閉館30分前まで)
休館日:月曜日(5月4日は開館)
入場料:一般1,000円 大・高校生800円 中・小学生600円
※閉館の1時間前より半額、65歳以上半額
※土・日・祝日の中小生無料
※障害者手帳を持ちの方および付添1名は無料
※割引の併用不可※同時開催する「収蔵品展029 女たち」(4F)、「project N37 阿部岳史」(4Fコリドール)の入場料含む

オープニングトーク
『アントワープを語る』

2009年4月11日(土)14:00~16:00
内容:
第1部 アントワープ・ファッションの揺籃期
第2部 アカデミーのカリキュラム
第3部 日本における受容
パネリスト:ヒェールト・ブリュロート(本展会場デザイナー)ほか
会場:東京オペラシティビル7F会議室
定員:150名(要予約)

ギャラリートーク

2009年4月17日(金)19:00~20:30
会場:東京オペラシティアートギャラリー
講師:栗野宏文(ユナイテッドアローズ相談役)
定員:50名(先着順・展覧会の入場券が必要)
(※ギャラリートーク開催の為、19:00に閉館)

レクチャー

2009年5月16日(土)13:30~15:30
講師:高木陽子(文化女子大学教授/本展監修者)
会場:東京オペラシティビル7F会議室
定員:150名(要予約、先着順)

ギャラリー・クルーズ

2009年5月8日(金)、22日(金)18:30~19:30
講師:中村宏美(中村デザインスタジオ代表 本展ナビゲーター)
会場:東京オペラシティアートギャラリー
予約不要、ただし展覧会の入場券が必要

レクチャー(大阪)
※本展関係者によるレクチャーを大阪でも開催

2009年4月12日(日)14:00~16:00
会場:ベルギーフランドル交流センター(大阪市天王寺区上本町8-2-6 大阪国際交流センター3階
講師:カート・デボ(アントワープ州立モード美術館館長)、高木陽子(文化女子大学教授、本展監修者)
定員:50名(要予約・先着順)

(画像:Ann Demeulemeester, 1989 Photo: Patrick Robyn)
(投稿:天沢もとき)

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