中毒性クセモノポップ4人組バンド「シャムキャッツ」から待望の初公式音源

2009.04.09 Thu

全員長男の4人組バンド「シャムキャッツ」の初正式音源『はしけ』が、4月22日にリリースされる。

2004年に結成された彼らはマイペースに活動を継続し、これまでに2枚のデモCDをリリースしている。トクマルシューゴにも「こんなヘンテコで人懐っこいのは反逆児の証だ」されるほか、過去に音楽雑誌『SNOOZER』上で、音楽ライター・岡村詩野による「2007年のサウンドトラック10曲」のセレクトにデモCDで発表された楽曲“魔法の絨毯”が選ばれるなど、賞賛を受けながらその名をじわじわと広めている。

待望のデビューアルバムとなる本作には“魔法の絨毯”をはじめ、かわいらしさをスパイスにした“忘れていたのさ”、懐かしくも王道なギターサウンドが光る“アメリカ”など計10曲を収録。トーキングヘッズやXTC、クラップ・ユア・ハンズ・セイ・ヤーなどを匂わせるクセの強い楽曲と、暑苦しさとは一味違う彼らの青春と日常が共存する1枚に仕上がっている。

本作は中毒性の高いクセモノポップアルバムとして、間違いなく今年注目すべきバンドといっても過言ではないだろう。なお、4月30日に開催される『exPoP!!!!! volume25』にも登場。まだライブを体験していない人は、この機会に彼らの音楽を感じてみよう。