全世界が涙した、孤独な老レスラーの愛と葛藤の復活劇を描くヒューマンドラマが公開中

2008年のヴェネチア映画祭で金獅子賞を受賞するなど、全世界で数々の賞に輝いたミッキー・ローク主演の映画『レスラー』が、渋谷シネマライズ他全国の映画館で公開中だ。

金・家族・名声をも失った元人気プロレスラーのランディは、肉体の衰えを感じながら、トレーラーハウスで孤独な生活を送っていた。新しい仕事に就き、疎遠にしていた娘との絆を修復し、恋人を見つけ再出発をはかろうとするランディ。だが、迫りくる死の足音を感じることで、自分の最も輝ける舞台であるリングへと、再び舞い戻っていく。

老レスラーを演じたのは、整形手術や暴力事件など苦労の絶えないミッキー・ローク。自身のあゆみとも重なる、哀しくも美しい生きざまを見事に演じる。監督は『π』や『レクイエム・フォー・ドリーム』などで脚光を浴びたダーレン・アロノフスキー。「今年最高のヒューマンドラマ」と評された本作で新境地を拓いた。全世界を涙させた男の勇姿を目に焼き付けたい。

『レスラー』

2009年6月13日(土)より、シネマライズ、TOHOシネマズ シャンテ、シネ・リーブル池袋ほか全国劇場で公開中

監督:ダーレン・アロノフスキー
主題歌:“ザ・レスラー”ブルース・スプリングスティーン

キャスト:
ミッキー・ローク
マリサ・トメイ
エヴァン・レイチェル・ウッド

配給:日活

(画像:©Niko Tavernese for all Wrestler photos)

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