自閉症の青年と看護学生の女性の暖かい心の交流を描いた『ぼくはうみがみたくなりました』

自閉症の青年と、看護学生の女性の暖かい心の交流を描いた『ぼくはうみがみたくなりました』が、8月22日(土)より、東京都写真美術館ホールにて公開される。

自分を見失いかけていた看護学生の明日美(大塚ちひろ)は、愛車の黄色いステップワゴンを見つめている青年・淳一(伊藤祐貴)に声をかける。2人は海へとドライブをはじめるが、淳一の言動は明らかにおかしい。全くの偶然から出会った二人は、旅先で出会うさまざまな人物との交流を通し、たくさんの驚きと、ささやかな幸せを味わうことになる。

原作小説『ぼくはうみがみたくなりました』は、自身も自閉症児の父親である脚本家・山下久仁明が「一人でも多くの人たちに自閉症のことを知って欲しい」という思いで書き下ろしたもの。その後、映画化を企画し、インターネットでカンパを呼びかけ、全国の賛同者1,000人以上の寄付金をもとに制作された。

主人公・明日美は『いま、会いにゆきます』での瑞々しい存在感が話題を呼んだ、大塚ちひろ。清新な魅力で青年の態度に戸惑いながらも暖かく見守る看護士を見事に演じる。その実態が未だほとんど知られていない「自閉症」に焦点を当てた本作に触れ、そこに流れる暖かさを、しっかりと感じ取ってみてほしい。

『ぼくはうみがみたくなりました』

2009年8月22日(土)より、東京都写真美術館ホールにて公開、以降全国順次ロードショー

脚本・監督:山下久仁明

キャスト:
大塚ちひろ
伊藤祐貴
秋野太作
大森暁美
石井めぐみ
ピエール瀧(友情出演)

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