豪華絢爛なミュージカルの魅力を映画で体感、『シカゴ』監督とオスカー俳優勢ぞろいの『NINE』

ブロードウェイ・ミュージカルでトニー賞を受賞した『NINE』が、ロブ・マーシャル監督作品として映画化され、来春日本で公開予定だ。

ロブ・マーシャル監督は、映画『シカゴ』や『SAYURI』など、女性の強さと美を独自の映像で描き出し、アカデミー賞を受賞した映画監督。キャストはオスカー二冠の名俳優ダニエル・デイ＝ルイスをはじめ、彼を取り巻く女性にマリオン・コティヤールやペネロペ・クルス、ジュディ・デンチや二コール・キッドマン、ソフィア・ローレンと歴代のオスカー女優が勢揃いした。また、オスカー作品に携わる最高のスタッフ陣で制作され、オスカー受賞監督アンソニー・ミンゲラが生涯最後の作品として脚本で参加している。

本作は、ダニエル・デイ＝ルイス扮する映画監督グイド・コンティーニが映画の構想への葛藤と彼を取り巻く女性環境に追い詰められ、自身の幻想世界へ溺れていくというストーリー。グイドの少年時代の記憶はモノクロで蘇り、彼を誘惑する女性たちの大胆でセクシーな歌と踊りが煌びやかに描かれる。モノクロームとゴージャスな色彩の対比がどちらをも引き立たせ、より艶美な映像世界が実現した。その模様は予告編の雰囲気からも存分に味わえる。これ以上に豪華な本編は来春の公開を待とう。

（画像：©2008 The Weinstein Company. All rights reserved.）

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• 「NINE」予告編