吉田修一の長編小説『悪人』を『フラガール』の李相日が映画化、妻夫木が犯罪者に

作家・吉田修一の長編小説『悪人』が、映画化されることが発表された。監督は『フラガール』『69 sixty nine』を手がけた李相日。

『悪人』は2006年から朝日新聞で連載され、第34回大佛次郎賞と第61回毎日出版文化賞を受賞。2008年度の本屋大賞にもノミネートされている。

主人公の土木作業員・清水祐一は、保険外交員女性・石橋佳乃を殺害し、別の女性・馬込光代と共に逃避行に及ぶ。加害者や被害者、それぞれの関係者を巻き込んだ群像劇は、事件の詳細が明らかになるにつれて、純愛劇に姿を変えていく。

主人公の孤独な殺人者・清水を妻夫木聡、共に逃げるヒロインの光代を深津絵里が演じる。さらに脚本を原作の吉田が手がけることも明らかになっており、世界観の忠実な再現に期待が募る。

公開は2010年秋を予定。

『悪人』

2010年秋全国東宝系ロードショー
監督:李相日
原作:吉田修一
脚本:吉田修一、李相日
音楽:久石譲
キャスト:
妻夫木聡
深津絵里

配給:東宝

(画像:吉田修一『悪人』朝日新聞社発行)

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