カメラと写真映像の魅力を楽しめる大規模イベント『CP+2026』が、2月26日(木)〜3月1日(日)にパシフィコ横浜とオンラインのハイブリットで開催される。
同イベントは、一般社団法人カメラ映像機器工業会(CIPA)によるカメラと写真映像のワールドプレミアショー。今年は過去最多となる149の企業・団体が出展し、業界の最前線を担う最新技術とサービスが一堂に会す。
入場は無料で事前登録制。現在『CP+』公式ウェブサイトにて来場登録受付中だ。また、オンラインイベントは事前登録不要となっている。
今回の記事では、イベントの見どころを紹介する。
杉本博司など、著名写真家やクリエイターによるトークイベントを開催
イベントの大きな見どころとして、写真家やクリエイターによるトークイベントプログラムを多数開催。
杉本博司、都築響一、ホンマタカシ、川内倫子、横田大輔など、著名写真家やクリエイターによるトークセッションが行われるほか、出展社ブースでは日頃から写真・映像に親しむゲストとして中島裕翔、金村美玖(日向坂46)、徳井義実(チュートリアル)、小籔千豊などが登壇する。
注目のトークイベント(一部)
2月27日(金)13:20〜14:00 細倉真弓×川島小鳥「仕事と制作、人を撮ること」
仕事としての写真と制作としての写真という、緩やかにつながりつつもまったく違う立ち位置の似たようなものをどのように扱っていくのか。主に人を撮るということを中心に据えながら、それぞれの向き合い方について話される。
2月27日(金)19:00〜20:00 杉本博司×都築響一「杉本博司と都築響一のよもやま話」
国際的に評価される現代美術作家の杉本博司と都市やカルチャーを独自の視点で見つめてきた編集者・写真家の都築響一による対談。写真を起点に、思いがけない話題へと広がっていく。
2月28日(土)15:40〜16:20 ホンマタカシ「写真集作りについて」
写真家のホンマタカシがこれまでに経験してきた、50冊を超える本作りを紹介する。
3月1日(日)15:10〜15:50 横田大輔×宇田川直寛「何をしようというのだ ー撮ること、その内容」
共に写真家の横田大輔と宇田川直寛による対談。作品作りについて、テーマや紡ぎ方など、それぞれが試してきた方法を進行形で話す。
3月1日(日)16:20〜17:00 加賀美健×題府基之「二人の作家と、それぞれの制作」
現代美術作家の加賀美健と写真家の題府基之によるトーク。互いの作品や制作スタイルを紹介しながら、日常や個人的な経験をどのように作品へと変換しているのかを語る。また、2人の出会いや関係性にも触れつつ、それぞれの制作背景を紹介する。
このほか、会場内では800本を超えるステージやワークショップを展開。詳細は公式ウェブサイトをチェックしよう。
flotsam booksが企画するZINEフェア、撮影のワークショップも。『CP+2026』注目コンテンツ
トークイベントのほかにも、ZINEが全国各地から集結する「ZINES FAIR」や、写真展、ブックマルシェなどさまざまなコンテンツが展開される。
写真文化の「今」を凝縮した、感性豊かで多彩な写真展
会期中は、日本の新進写真家を発掘するフォトコンテスト『ZOOMS JAPAN』の写真展が実施される。フランスの写真界で活躍する審査員によって選ばれた作品を鑑賞できる。
さらに、ねこ写真展、写真甲子園作品展示、学生サークル作品展示など、プロ・アマ問わず、写真文化の「今」を体感できる写真展も開催される。
女性やファミリー向けの写真・動画撮影ワークショップ
カメラ女子やファミリーのビジュアルライフを彩る、体験型ワークショップを多数ラインナップ。家でのコスメ撮影やぬい活、女子旅ムービーなどのワークショップが展開される。
flotsam booksが企画。写真の「好き」と魅力を詰め込んだ「ZINES FAIR at CP+」
東京・代田橋駅に位置するビジュアルアートブック専門の本屋、flotsam booksが企画する「ZINES FAIR at CP+」は、前回の反響を受け、1.5倍のスケールで開催。
街道、GRAF、金村修、小松浩子、村越としや、細倉真弓、トモ コスガ、山谷佑介、Fancyshopdrivein、HIGH(er) MAGAZINE、高橋ユキ、野村浩、Fujimura Family、うつゆみこ、osakentaro、須藤絢乃など、国内外から180組を超えるクリエイターが参加し、ユニークな自主制作本が集結する。(開催は2月28日、3月1日のみ)
昨年の「ZINES FAIR at CP+」の様子
メディアパートナー19社による「CP+ブックマルシェ」
様々な書籍・雑誌の作り手と読者の出会いの場「CP+ブックマルシェ」も充実。赤々舎、ふげん社をはじめとするアートブックパブリッシャーや、『ことりっぷ』を発行する昭文社など、趣味・実用書系の出版社など計19社が出店する。
このほか、昨年からグレードアップした「プラレール巨大ジオラマ」やぬい活にフィーチャーした記念写真空間の「ぬい撮りスタジオ」、思い出の写真やイラストをバッジにできる「My 缶バッジ工房」、「茶色飯」をテーマにしたキッチンカーなどを楽しむことができる。
CINRA編集部のおすすめポイント
写真や映像に携わる仕事をしている人はもちろん、InstagramやX、TikTokなど、SNSを活用しながら表現活動をしている人や、ZINE好きな人、「写真や動画を撮ってみたい」と思っている人に、ぜひ足を運んでほしいイベント。
なかでも杉本博司や都築響一、ホンマタカシ、川内倫子など、錚々たる写真家が出演するトークイベントは見ものだ。現在NHKで放送中の朝ドラ『ばけばけ』と大河ドラマ『豊臣兄弟!』のビジュアル撮影を手がけた川島小鳥も登壇する。瞬間を切り取ることに長けたプロの写真家たちはどんな視点で世界を見ているのだろうか。
近年は文学フリマの盛り上がりも凄まじいが、2月28日、3月1日の2日間限定で開催される『ZINES FAIR at CP+』にも注目したい。本屋・flotsam booksが企画するZINEフェアで、184組ものインディペンデントな作家たちが参加する。
プラレール巨大ジオラマや『ねこ写真展』、ぬいぐるみ撮影を極めるワークショップなど、ファミリー連れでも友達連れでも楽しめそうなアクティビティも満載だ。参加したら創作意欲が湧き、スマホやカメラを構えたくなるはず。
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