井筒和幸監督最新作は『パッチギ』を超える社会派青春映画、主演にジャルジャル

井筒和幸監督の最新映画『ヒーローショー』が、5月29日から全国公開される。

同映画の主役は、お笑いコンビ「ジャルジャル」の後藤淳平と福徳秀介の2人。映画『ガキ帝国』『岸和田少年愚連隊』に続く吉本興業と井筒監督タッグの3作目となった。

芸人志望のユウキ(福徳秀介)は、元相方の剛志から戦隊モノのヒーローショーの悪役のアルバイトを紹介される。しかし、バイト仲間のノボルが剛志の彼女を奪ったことを発端に、剛志とノボルは舞台上でリアルな大乱闘を起こしてしまう。

その後、ユウキも剛志やその仲間と復讐に加担するが、ノボル達も悪友・勇気(後藤淳平)を巻き込んだ奇襲作戦を計画。そして、対立する少年たちの暴走からついに決定的な「犯罪」が起きてしまう。命拾いしたユウキと、全ての責任を押し付けられた勇気の間には、奇妙な友情が生まれはじめる。

多発する少年犯罪をベースに書き下ろした脚本をもとに、『パッチギ』を超える社会派青春映画として見逃せない作品に仕上がっている。

『ヒーローショー』

2010年5月29日(土)角川シネマ新宿ほか 全国ロードショー
監督:井筒和幸
脚本:吉田康弘、羽原大介、井筒和幸
音楽:藤野浩一
キャスト:
後藤淳平(ジャルジャル)
福徳秀介(ジャルジャル)
ちすん
製作:吉本興業株式会社、角川映画株式会社

(画像:©2010『ヒーローショー』製作委員会)

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