劇団「岡崎藝術座」、人間の欲求の衝突を描く『リズム三兄妹』を再演

劇団「岡崎藝術座」が、2008年に初上演した『リズム三兄妹』を2月27日から3月2日まで横浜にぎわい座・のげシャーレで再演する。

岡崎藝術座は、現代演劇のジャンルにとらわれず、能や舞踏、コンテンポラリーダンスなどの身体性を要素として取り込み、それらをぶつけ合い暴発させる演技体を特長とした劇団だ。最近では『ヘアカットさん』が『第54回岸田國士戯曲賞』の最終候補作に選ばれたことでも注目を集めている。

初演時には口コミが広がり、最終的には1公演の定員数を上回る動員を記録した本作は、人間の理性的な感情を象徴化した「リズム三兄妹」と、彼らが嫌う「リズムの乱れ」という人の欲求の一側面の衝突を描いた物語。

そのシンプルな対立を際立たせるために施された、前半30分はほぼセリフも動きもなし、後半ではそれが一転するという特異な構成が、今回の再演でより研ぎ澄まされたことなども期待が高まる。

岡崎藝術座
『リズム三兄妹』

2010年2月27日(土)~3月2日(火)※全6回公演
会場:のげシャーレ(横浜にぎわい座B2F)

作・演出:神里雄大
キャスト:
中村真生(青年団)
鷲尾英彰
召田実子
宇田川千珠子(青年団)
橋口久男(三条会)
竹中香子
西田夏奈子

料金:
一般 予約2,500円 当日3,000円(日時指定・全席自由)
高校生以下 予約・当日1,000円(要学生証提示)

(画像:[撮影]富貴塚悠太)

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