鬼が村人に退治されるメルヘンじゃない昔話、「ゴジゲン」が人気舞台を再演

松居大悟主宰の演劇ユニット「ゴジゲン」の第10回公演『神社の奥のモンチャン』が、2011年2月2日から東京の座・高円寺で上演される。

同公演は、2008年に東京・しもきた空間リバティで上映された同名作品の再演となる。人喰いと呼ばれ、神社に住む鬼「モンチャン」と、モンチャンを恐れる村人との様子を描いたコメディ作品だ。

作・演出を務めるのは、舞台『0号室の客』で初のプロデュース公演演出を遂げたほか、監督映画『ちょうどいい幸せ』で『沖縄映像祭2010』のグランプリを受賞するなど注目を集める松居大悟。キャストには、海外でも注目されるパフォーマンスユニット「to R mansion」の『シネマチェイス』への出演など活動の場を広げる目次立樹や、再演版の新キャストとして、『虚構の劇団』での熱演も記憶に新しい古河耕史、テレビ東京系ドラマ『モテキ』に神崎桜子役で出演した篠原友希子、劇団・イキウメから大窪人衛など多才な面々が集う。

「これは村人が鬼を退治する話ではなく、鬼が村人に退治されていくお話です。勧善懲悪の昔話を見ていると、自分はなぜか倒されていく悪者の方に感情移入してしまいます。もしかしたら、あの悪者も葛藤や挫折を経て、ただ少し不器用だっただけではないだろうか。」と語る松居の描く正義を憎んで悪を優しく包み込む、メルヘンとは一味異なる昔話だ。

ゴジゲン第10回公演
『神社の奥のモンチャン』

2011年2月2日(水)~2月6日(日)
会場:東京都 杉並区 座・高円寺1

作・演出:松居大悟
出演:
大窪人衛(イキウメ)
大村 学(劇団プレステージ)
篠原友希子
園田玲欧奈(劇団プレステージ)
高松呼志響
田中美希恵(贅沢な妥協策)
土田祐太
富田麻帆
古河耕史
松居大悟
目次立樹

料金:前売・当日3,500円 学生割引2,500円(要学生証提示)

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