『2010年本屋大賞』に村上春樹『1Q84』、川上未映子『ヘヴン』らノミネート

オンライン書店も含む新刊書の書店で働く書店員の投票で選出される文学賞『2010年本屋大賞』のノミネート作品が発表された。

一次投票は昨年11月1日から今年1月11日まで行われ、全国323書店から385人の投票があったとのこと。選考対象は2008年12月1日から2009年11月30日の間に刊行された日本のオリジナル小説となる。

ノミネート作品は、村上春樹『1Q84』、夏川草介『神様のカルテ』、三浦しをん『神去なあなあ日常』、有川浩『植物図鑑』、東野圭吾『新参者』、冲方丁『天地明察』、小川洋子『猫を抱いて象と泳ぐ』、藤谷治『船に乗れ!』、川上未映子『ヘヴン』、吉田修一『横道世之介』の10作品。2次投票は2月28日まで受付け中。大賞作品は4月20日に発表される。

『2010年本屋大賞』ノミネート作品

『1Q84』村上春樹(新潮社)
『神様のカルテ』夏川草介(小学館)
『神去なあなあ日常』三浦しをん(徳間書店)
『植物図鑑』有川浩(角川書店)
『新参者』東野圭吾(講談社)
『天地明察』冲方丁(角川書店)
『猫を抱いて象と泳ぐ』小川洋子(文藝春秋)
『船に乗れ!』藤谷治(ジャイブ)
『ヘヴン』川上未映子(講談社)
『横道世之介』吉田修一(毎日新聞社)

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