目覚めたのは世界の終わり、ティム・バートン絶賛の短編『9』が長編映画で公開

人類滅亡後の未来をファンタジックに描き出した映画『9<ナイン>~9番目の奇妙な人形~』が、5月8日から新宿ピカデリーほかにて全国公開される。

同映画は、2005年の『アカデミー賞短編アニメーション』部門にノミネートされた11分の短編映画『9』を長編映画化したもの。『9』に惚れ込んだティム・バートンが「これまでの人生で見た映像の中で、最高の11分間だった」と絶賛し、プロデューサーとして全面的なバックアップにあたっている。

物語の舞台は、人類滅亡後の未来。古びた研究室の片隅で麻布を縫い合わせて作られた人形が目を覚ました。自分の正体もわからないその人形の腹部には大きなジッパー、そして背中には数字の「9」が描かれていた。そんな彼の前に仲間と名乗る数字の「2」が背中に描かれたボロ人形が現れるが、「9」の目の前で「2」は巨大な機械獣に連れ去られてしまう。「9」は、他の数字を背中にもつ人形たちを「2」の救出に誘うが、保守的なリーダーに制止される。気持ちを抑えられない9は機械獣たちの棲み処に向かう。

監督は映画界の新星、シェ―ン・アッカー。東欧のパペットアニメーションとティム・バートン譲りのダークでファンタジックなディティール、そして圧倒的なアクションが融合した映像世界が広がっている。

人類はなぜ滅びたのか。9体の人形は何のために作られたのか。戦いの中で次第に謎が明らかになっていくだろう。

『9<ナイン>~9番目の奇妙な人形~』

2010年5月8日(土)新宿ピカデリー他全国ロードショー
原案・監督:シェーン・アッカー
脚本:パメラ・ペトラー
製作:ジム・レムリー、ティム・バートン、ティムール・ベクマンベトフ
キャスト(声):
イライジャ・ウッド
ジョン・C・ライリー
ジェニファー・コネリー
クリストファー・プラマー
クリスピン・グローヴァー
マーティン・ランドー
フレッド・ターターショー
配給:ギャガ

(画像:©2009 Focus Features LLC. All Rights Reserved.)

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