ジム・オルークが細野、やくしまるら11人のシンガーと紡ぐバカラックの世界

20世紀のアメリカを代表する作曲家であるBurt Bacharach(バート・バカラック)の音楽を、Jim O'Rourkeがさまざまな音楽家と解き明かしていくアルバム『All Kinds of People ~Love Burt Bacharach~ produced by Jim O'Rourke』が、4月7日にリリースされる。

Jim O'Rourkeは、1999年にリリースしたアルバム『Eureka』でバカラックの“Something Big”をカバー。そこからはじまった「オルーク×バカラック」という組み合わせが、11年の月日を経て新たなプロジェクトとして幕を開けた。

参加アーティストには、細野晴臣、やくしまるえつこ、坂田明、中原昌也、青山陽一、カヒミ・カリィ、小坂忠、小池光子(ビューティフルハミングバード)、Yoshimi(BOREDOMS、OOIOOほか)といった国内勢から、Thurston Moore(SONIC YOUTH)、Glenn Kotche(WILCO)、そしてバカラックが絶大な信頼を寄せるシンガーであるDonna Taylorなど実力派のアーティストが名を連ねている。

また、ジム・オルークはボーカルに加え、ギターやバンジョー、キーボード、ベース、ハープシコードなどさまざまな楽器を演奏するほか、編集やミックスも担当。彼の無尽蔵な才能を存分に注ぎこんでいるといえるだろう。

実に2008年秋から今年1月まで、長時間にわたりレコーディングが行われた同プロジェクト。ジム・オルークの手によって新たな一面を魅せるバカラックの楽曲11曲とともに「アメリカーナ」の世界を存分に感じることができる1枚に仕上がっている。

Jim O'Rourke
『All Kinds of People ~Love Burt Bacharach~ produced by Jim O'Rourke』

2010年4月7日発売
価格:2,700円(税込)
DDCB-13010

1. Close To You(v.細野晴臣)
2. Always Something There To Remind Me(v.Thurston Moore)
3. Anonymous Phone Call(v.やくしまるえつこ)
4. After The Fox(v.坂田明、中原昌也)
5. You’ll Never Get To Heaven(v.青山陽一)
6. Do You Know The Way To San Jose(v.カヒミ・カリィ)
7. Don’t Make Me Over(v.小坂忠)
8. Raindropskeep Falling On My Head(v.小池光子)
9. Say A Little Prayer For Me(v.Yoshimi)
10. Planes Boats And Trains(v.Jim O'Rourke)
11. Walk on By(v.Donna Taylor)

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