飛行機事故で他界したR&Bシンガー・アリーヤ伝記映画が遂に撮影開始へ

2001年の飛行機事故で他界したR&Bシンガー・アリーヤの伝記映画が、いよいよ撮影開始されることがわかった。

故アリーヤの半生を映画化するという話は数年前からあった企画で、彼女とルックスの似通ったカナダ出身のシンガー、キーシャ・シャンテがアリーヤ役を演じることが2008年には報じられていた。それから一向に音沙汰がない状態が続いていたが、今月末から撮影が開始されるという。『ドリームガールズ』で知られるビル・コンドンが監督を務める。

キーシャはアリーヤになりきるため何百時間もの彼女のビデオを観たり、彼女の家族と話したりしたという。「(アリーヤを演じるのは)私には荷が重いことではあるけれど、私が選ばれたのだから、この役をマスターする最後の最後まで頑張ろうと思う。アリーヤのファンが誇れる映画でありたい。絶対がっかりさせたくない」とキーシャは決意を語っている。

なお、実際にアリーヤと関わりの深い面々もこの映画に協力しており、大ヒット曲“Try Again”などの振り付け師で親友だったファティマ・ロビンソンがキーシャに直接指導をしているほか、音楽制作で縁の深かったティンバランド、ミッシー・エリオット、ジニュワインらの出演も予定されているという。映画のタイトルは『Aaliyah』で、2010年の公開となる予定。

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