「白鳥の湖」を現代の事件として大胆アレンジ、冨士山アネットの新作公演『SWAN』

冨士山アネットによる古典の物語を現代の事件として蘇らせた新作公演『SWAN』が、10月21日東京・三軒茶屋のシアタートラムで上演される。

冨士山アネットは、作・演出・振付の長谷川寧を中心としたユニット。近年は、「ダンス的演劇(テアタータンツ)」という表現に着目し、身体表現を重視した独自の活動を国内外で行っている。

戯曲『ファウスト』をモチーフにした『太陽』に続き、世田谷パブリックシアターとの提携公演第2弾となる今回は、バレエの名作「白鳥の湖」を大胆に解釈。中国で起きた毒餃子事件からヒントを得て、集団という大きな力によって捩じ曲げられてしまう自己をテーマに、古典を現代性溢れる作品へ蘇らせる。

また劇中では、バレエ「白鳥の湖」で使用されているチャイコフスキーの楽曲を、「ar」で活動するフジモトヨシタカが現代風にアレンジ。様々な音楽要素を用いて行われる、サウンド面からの新解釈にも注目だ。

冨士山アネットpresents
『SWAN』

2010年10月21日(木)~10月24日(日)
会場:三軒茶屋シアタートラム

作・演出・振付:長谷川寧
音楽:P.チャイコフスキー、フジモトヨシタカ(ar)
キャスト:
大石丈太郎
石本華江(妄人文明)
大園康司
伊藤麻希
奥山隆(オフィス3○○)
玉井勝教
北川結(モモンガ・コンプレックス)
寺杣彩
伊藤南咲
岡本陽介(開店花火)
KEKE(輝く未来)
政岡由衣子
松之木天辺
村本すみれ(MOKK)
長谷川寧

料金:前売3,000円 当日3,200円 学生2,500円(要学生証提示、前売・当日共)

(画像中:©生井秀樹、画像下:前回作品『家族の証明∴』舞台写真 ©生井秀樹)

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