オスカー監督達が本当に撮りたかった作品を連続公開、監督主義プロジェクト始動

アカデミー賞を受賞した映画監督の最新作を連続公開するプロジェクト『監督主義プロジェクト(Director's Driven Project)』が来年1月から始動。同プロジェクトのもと、『ブロークバック・マウンテン』のアン・リー監督、『ノーカントリー』のジョエル&イーサン・コーエン監督、『アメリカン・ビューティー』のサム・メンデス監督による新作が上映されることがわかった。

第1弾作品として1月15日から公開されるアン・リー監督新作は、後世にその名を残した大規模な音楽フェスティバル『ウッドストック・フェスティバル』が開催されるまでの道のりを描いた『ウッドストックがやってくる!』。イベントを誘致したエリオット・タイバーとトム・モンテによる同名の回想録をもとに、1969年当時の盛り上がりを色鮮やかに描き出す。

2月26日から公開される第2弾作品は、ジョエル&イーサン・コーエン監督の『シリアスマン』。1967年のテキサス州で生真面目に生きる大学の物理学者ラリー・ゴブニックの平凡な日常が、想像したこともないやっかいな非日常へ変わる様子が映し出される。

第3弾作品は、サム・メンデス監督の『お家をさがそう』。子供の誕生が間近に迫る未婚カップルが、幸せな家庭を探す旅にでる様子が描かれており、3月19日から公開予定だ。

『監督主義プロジェクト』は、アメリカの映画製作・配給会社Focus Features Internationalの協力のもと、優れた監督による作品を「映画館」で公開することをスローガンに掲げて実施されるもの。輝かしい受賞経歴をもつ監督たちが「本当に撮りたかった作品」を、是非スクリーンで堪能してほしい。

『監督主義プロジェクト』

2011年1月15日(土)よりヒューマントラスト渋谷にて始動

第1弾上映作品
『ウッドストックがやってくる!』

2011年1月15日公開
監督・プロデューサー:アン・リー
原題:『Taking Woodstock』
原作:エリオット・タイバー、トム・モンテ『ウッドストックがやってくる』(河出書房新社)
キャスト:
ディミトリ・マーティン
ダン・フォグラー
ヘンリー・グッドマン
エミール・ハーシュ
配給:フェイス・トゥ・フェイス

第2弾上映作品
『シリアスマン』

2011年2月26日公開
脚本・製作・監督:ジョエル&イーサン・コーエン
原題:『A Serious Man』
キャスト:
マイケル・スタールバーグ
リチャード・カインド
配給:フェイス・トゥ・フェイス

第3弾上映作品
『お家をさがそう』

2011年3月19日公開
監督:サム・メンデス
原題:『Away We Go』
キャスト:
ジョン・クラシンスキー
マヤ・ルドルフ
マギー・ギレンホール
配給:フェイス・トゥ・フェイス

(画像:©2009 Focus Features LLC. All Rights Reserved.)

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