箱かぶりパフォーマンス集団グラインダーマン新作は群と個がテーマ、音楽はevala

現代美術を出発点として活動するアートパフォーマンスグループ「グラインダーマン」の新作公演『MUSTANG Colors』が、2月10日から兵庫・神戸アートビレッジセンターで上演される。

グラインダーマンは、身体に装着した鋼鉄をグラインダーで削り、火花を飛ばすパフォーマンスで1997年にテレビなどで注目を集め、その後も現代美術表現を根底に置きながら身体・空間・時間を軸にしたパフォーマンスを展開しているグループ。彼らの特徴である頭部に装着された立方体の箱「ゴーヘッド・パラレル」は、匿名性を持つと共に出演者と観客の境界線を明確にするというメッセージを表している。

今回の公演は、「群と個」をテーマに観客とパフォーマーがひとつの空間で時間軸を共有する「MUSTANGシリーズ」の新作。2009年の『MUSTANG MONO』に続く同作は、自由度の高い会場の空間構造を活かし、完成度を高めた作品となっている。

また、音楽は電子音楽界の最先端を担うevalaによる書き下ろし楽曲。会場を360°の立体音響空間に変容させ、体感としての「音」を聴かせてくれる。チケットは、神戸アートビレッジセンター、チケットぴあで発売中。


グラインダーマンパフォーマンス新作公演
『MUSTANG Colors』

2011年2月10日(木)~2月13日(日)全6回

会場:兵庫県 神戸アートビレッジセンター・KAVCホール

作・構成・演出:タグチヒトシ
振付・演出:伊豆牧子
音楽:evala

料金:
一般 前売3,000円 当日3,500円
学生 前売り2,500円 当日3,000円
※入場整理番号付き
※学生チケットの方は当日受付にて学生証をご呈示ください
※未就学児童の入場は不可

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