前衛芸術と学生運動で熱狂する1960年代後半を克明記録、東松照明の写真展『新宿騒乱』

写真家・東松照明の展覧会『新宿騒乱』が、東京・白金のMISA SHIN GALLERYで6月11日まで開催されている。

東松照明は1930年生まれの写真家。大学卒業後に上京し、岩波写真文庫のカメラスタッフを経て、1950年代から米軍基地や長崎、沖縄など社会的な対象をテーマとした数々の作品を発表した。また日本における前衛芸術運動が盛り上がりを見せた1970年前後には、アーティスト、建築家、前衛舞踏家らと領域を越えた共同創作活動を行っており、近年の写真家にも多大な影響を与えている戦後日本を代表する写真家の1人だ。

同展は、1969年の東京・新宿の様子を撮影したビンテージ写真を中心とした20点で構成。展示作品の撮影時期である1970年前後は、日本の近現代史に残る価値観の転換期であり、日本における前衛芸術運動の最盛期でもある。学生運動、前衛舞踏家などを被写体とした作品群から、当時の混沌としたエネルギーに満ちた新宿の姿を伺い知ることができるだろう。

東松照明
『新宿騒乱』

2011年4月21日(木)~6月11日(土)
会場:東京都 白金 MISA SHIN GALLERY
時間:12:00~19:00
休廊日:日、月曜、祝日

(画像:東松照明「街路樹を演じる土方巽」1970 ©東松照明 Courtesy of MISA SHIN GALLERY)

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