姥捨山のその後とは、浅丘ルリ子ら扮する捨てられ老婆50人の戦い描く『デンデラ』

佐藤友哉の同名小説を原作に、姥捨山伝説の後日を描いた映画『デンデラ』が、6月25日より全国で公開される。

村の掟によって70歳で姥捨山に捨てられ寒さで気を失っていたカユは、「デンデラ」と呼ばれる集落で目が覚める。そこには自分たちを捨てた村人への復讐を誓う100歳の「デンデラ」創始者のメイや、土地を豊かにし村を見返そうとするマサリ、狩猟を得意とするヒカリら、カユと同じように捨てられた老婆たち49人が暮らしていた。今までとは違う人生について考えるカユだったが、「デンデラ」の存続を脅かすある事件が発生する。

監督を務めるのは、『カンヌ国際映画祭』のパルムドール受賞作『楢山節考』を手掛けた故・今村昌平の息子、天願大介。キャストには、カユ役の浅丘ルリ子をはじめ、倍賞美津子、山本陽子、草笛光子など日本映画を代表するベテラン女優が集結している。老いる事と生きる事を追求した、熱のこもる演技に注目だ。


『デンデラ』

2011年6月25日全国ロードショー
原作:佐藤友哉
監督・脚本:天願大介
出演:
浅丘ルリ子
倍賞美津子
山本陽子
草笛光子
ほか
配給:東映

(画像:©2011「デンデラ」製作委員会)

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