悪を成敗する夜回りゾンビの活躍や葛藤を描いた映画『ゾンビ処刑人』が、11月19日から東京のシアターN渋谷ほか全国で順次公開される。
同作は、出兵先で死亡したバートがゾンビのガンマンとして蘇り、生き血の調達も兼ねて夜な夜なロサンゼルスの悪人たちを処刑するというあらすじ。ゾンビとなったバートを受け入れた親友のジョーイと共に夜回りを続けていくうちに、2人は街のヒーローとなっていくが、生前の婚約者ジャネットを巡る葛藤、ゾンビ化して蘇った悪人たちによる復讐など、バートは様々なトラブルに巻き込まれてしまう。
監督、脚本を手掛けたのは、同作が長編初監督作品となるケリー・プリオー。『エルム街の悪夢3/惨劇の館』『エアフォース・ワン』などでSFX・VFXアーティストとして活躍したプリオーは、7年にわたる構想を経て同作を製作したという。ゾンビの立場から人間社会をシニカルに描きながらも、最後には叙情的な切なさを感じさせる奥深い作品に仕上がっている。
『ゾンビ処刑人』
2011年11月19日よりシアターN渋谷にてレイトショー他全国順次公開
監督・脚本・編集・製作:ケリー・プリオー
出演:
デヴィッド・アンダース
ルイーズ・グリフィス
エミリアーノ・トーレス
ジェイシー・キング
配給:AMGエンタテインメント
(画像:©2011. Putrefactory Limited, LLC)