『暮しの手帖』人気エッセイが書籍化、日常の不可解を考察する佐藤雅彦『考えの整頓』

表現研究者・佐藤雅彦によるエッセイ集『考えの整頓』が、10月31日に刊行された。

『考えの整頓』は、『暮しの手帖』で連載中のエッセイを書籍化したもの。著者の佐藤雅彦は、NHK教育テレビの人気番組『ピタゴラスイッチ』の監修や、ゲームソフト『I.Q』シリーズの原案、東京・初台のICCで開催された展覧会『君の身体を変換してみよ展』の作品監修および、同展で発表したメディアアート作品『計算の庭』などでも知られるほか、東京藝術大学大学院映像研究科教授の肩書きももつ。

同書には、「板付きですか?」「一敗は三人になりました」「広辞苑第三版 2157頁」「想像料理法」「~と、オルゴールは思い込み」などのユニークなタイトルをもつ27篇のエッセイを収録。日常の不可解な事柄を意外性に満ちた視点から考察し、物事の本質にじっくりと迫る鋭く味わい深い文章が堪能できる。

なお、装丁は松田行正、挿画は佐藤自身と内野真澄が手掛けている。

『考えの整頓』

2011年10月31日刊行
著者:佐藤雅彦
価格:1,680円(税込)
発行:暮しの手帖社

amazonで購入する

  • HOME
  • Book
  • 『暮しの手帖』人気エッセイが書籍化、日常の不可解を考察する佐藤雅彦『考えの整頓』

Special Feature

Crossing??

CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?

詳しくみる

JOB

これからの企業を彩る9つのバッヂ認証システム

グリーンカンパニー

グリーンカンパニーについて
グリーンカンパニーについて