ラリー・クラークの処女作『タルサ』の舞台を見つめる個展、68年作のフィルム作品も

ラリー・クラークの写真作品とフィルム作品を展示する個展が、東京都・六本木のタカ・イシイギャラリー フォトグラフィー/フィルムで11月26日から開催される。

1943年にアメリカ・オクラホマ州のタルサに生まれたクラークは、1963年から1971年にかけて、性行為、薬物、暴力などに溺れる故郷タルサの友人たちの日常を写真に収め、処女作品集『タルサ』を出版。1995年には初の監督映画『キッズ』を発表し、大きな評価を獲得した。その後も自滅的な行為に明け暮れるティーンエイジャーたちを被写体とした作品を一貫して発表し続けている。

同展では、クラークが1963年にタルサで撮影したヴィンテージプリントの展示に加え、昨年開催されたパリ市立近代美術館での回顧展で初公開された、1968年制作のフィルム作品『タルサ』を上映する。

『ラリー・クラーク 個展』

2011年11月26日(土)~12月24日(土)
会場:東京都 六本木 タカ・イシイギャラリー フォトグラフィー/フィルム
時間:12:00~19:00
休廊日:日、月曜、祝祭日

(画像:Larry Clark "Untitled", 1963 vintage B & W print image size: 11.2 x 16.5 cm, paper size: 20 x 25 cm Courtesy of Taka Ishii Gallery and Luhring Augustine, New York)

関連リンク

  • HOME
  • Art,Design
  • ラリー・クラークの処女作『タルサ』の舞台を見つめる個展、68年作のフィルム作品も

Special Feature

Crossing??

CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?

詳しくみる

JOB

これからの企業を彩る9つのバッヂ認証システム

グリーンカンパニー

グリーンカンパニーについて
グリーンカンパニーについて