草間彌生の日本初公開シリーズ作品など約100点展示『草間彌生 永遠の永遠の永遠』

草間彌生の新たな作品シリーズを紹介する個展『草間彌生 永遠の永遠の永遠』が、2012年1月7日から大阪・中之島の 国立国際美術館で開催される。

2011年5月からスペイン・マドリードの国立ソフィア王妃芸術センターを皮切りに、フランス・パリのポンピドゥ・センター、イギリス・ロンドンのテート・モダン、アメリカ・ニューヨークのホイットニー美術館を巡回する大規模な回顧展が開催されるなど、世界的に再評価の機運が高まっている草間彌生。

同展では、日本初公開となる絵画シリーズ『わが永遠の魂』の中から47点を展示。鮮烈な色彩で無垢な想像力が具現化されており、草間によって日々呼吸のように生み出される豊穣なイメージの世界を垣間見ることができる作品になっている。

また、50点から構成される連作『愛はとこしえ』も展示する。草間が2004年から3年間で描いたドローイングをもとにシルクスクリーン作品へと仕上げた同作は、無限に湧き出てくる連鎖的イメージを描き出したものだという。さらに、最新作となる彫刻作品も展示予定とのこと。

なお、会期中には栗コーダーカルテットのミニコンサートや、松本貴子監督による映画『≒草間彌生 わたし大好き』の上映会、京都市立芸術大学学長の建畠晢による記念講演会なども開催。各イベントの参加方法については同展の特設サイトで確認して欲しい。また同展は、埼玉県立近代美術館、松本市美術館、新潟市美術館へ巡回する予定となっている。


CINRA.NETでは、『草間彌生 永遠の永遠の永遠』の招待券を5組10名様にプレゼントいたします!

コチラのメールフォームから応募情報を入力の上、ご応募ください。当選は、招待券の発送をもって替えさせていただきます(なお、ご応募いただいたメールアドレス宛に CINRAのメールマガジンを今後お届けいたします)。(応募締切り:2011年12月27日)

『草間彌生 永遠の永遠の永遠』

2012年1月7日(土)~4月8日(日)
会場:大阪府 中之島 国立国際美術館B3階展示場
時間:10:00~17:00(金曜は10:00~19:00まで)※入館は30分前まで
休館日:月曜日 ※1月9日(月・祝)は開館、1月10日(火)は休館
料金:
当日 一般1,400円 大学生1,000円 高校生700円
前売 一般1,200円 大学生800円 高校生500円

講演会
『担当学芸員によるレクチャー』
2012年1月14日(土)、3月17日(土)14:00~
会場:大阪府 中之島 国立国際美術館B1階講堂
定員:130名
料金:無料(同展観覧券が必要)

『ギャラリートーク』
2012年1月21日(土)14:00~
会場:大阪府 中之島 国立国際美術館B3階展示室
講師:おかけんた(お笑いタレント/アート愛好家)
定員:90名(先着順)
料金:無料(同展観覧券が必要)

『映画上映会』
2012年1月28日(土)、3月3日(土)11:00~、14:00~(各日2回上映)
上映作品:『≒草間彌生 わたし大好き』(監督:松本貴子)
会場:大阪府 中之島 国立国際美術館B1階講堂
定員:各回130名
料金:無料(同展観覧券が必要)

コンサート
『栗コーダーカルテット ミニ・コンサート』
2012年2月4日(土)
[1]OPEN 12:30 / START 13:00
[2]OPEN 14:30 / START 15:00
会場:大阪府 中之島 国立国際美術館B1階講堂
出演:栗コーダーカルテット
定員:各回130名
料金:各回3,000円

記念講演会
『草間彌生の世界』
2012年2月18日(土)14:00~
会場:大阪府 中之島 国立国際美術館B1階講堂
講師:建畠晢(京都市立芸術大学学長、埼玉県立近代美術館館長)
定員:130名
料金:無料(同展観覧券が必要)

(画像上から:草間彌生 『愛はとこしえ [TAOW]』 2004 ©YAYOI KUSAMA STUDIO Inc., Courtesy of OTA FINE ARTS.、草間彌生 『果てしない人間の一生』 2010 ©YAYOI KUSAMA STUDIO Inc., Courtesy of OTA FINE ARTS.、草間彌生 『強迫』 2011 ©YAYOI KUSAMA STUDIO Inc., Courtesy of OTA FINE ARTS.、草間彌生 『魂の灯』 2008 ©YAYOI KUSAMA、ポートレート ©YAYOI KUSAMA)

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