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ダリやマグリットら、20世紀の芸術の流れを変えたシュルレアリスムの全貌

ダリやマグリット、エルンスト、デ・キリコ、ミロ、タンギーなど、約170点もの作品からシュルレアリスムの全貌を紹介する『シュルレアリスム展―パリ、ポンピドゥセンター所蔵作品による―』が、東京・六本木の国立新美術館で2月9日から開催される。

シュルレアリスムとは、偶然性、夢、幻想、神話、共同性などを鍵に、日常的な現実を超えた新しい美と真実を求め、夢や無意識の世界を探求した詩と芸術の運動のこと。1920年代にパリで始まると瞬く間に世界中に広まり、その影響は文学や絵画、広く文化全域に、そして広告や映画などの表現を通じて現代生活の細部にも及んでいる。

同展では、シュルレアリスムにおける広範で多様な作品を所蔵するパリの国立ポンピドゥセンターの膨大なコレクションの中から、絵画、彫刻、オブジェ、素描、写真、映画などの作品に書籍や雑誌などの資料を加え、その全てを詳細まで紹介。展示は、時系列を追う5部構成となっており、20世紀の芸術の流れを変えたシュルレアリスムを体験する絶好の機会となっている。

またオフィシャルサイトでは、フランスの絵本シリーズのキャラクター「リサとガスパール」が、同展のナビゲーターとしてシュルレアリスムについてわかり易い解説を披露。日本でも子どもや若い女性に人気が高いリサとガスパールのリサは、フランスのポンピドゥセンターに住んでいるという公式設定があり、今回のナビゲーター抜擢につながったようだ。

※東北地方太平洋沖地震の影響により3月16日から3月18日まで臨時休館(今後の開館予定はオフィシャルサイトで発表予定)

『シュルレアリスム展―パリ、ポンピドゥセンター所蔵作品による―』

2011年2月9日(水)~5月9日(月)
会場:東京都 六本木 国立新美術館 企画展示室1E
時間:10:00~18:00(金曜日は20:00まで、入場は閉館の30分前まで)
休館日:火曜(ただし5月3日は開館)
料金:一般1,500円 大学生1,200円 高校生800円 中学生以下無料

『記念講演会 アンドレ・マッソンの神話学の集合的使用価値』

2011年2月11日(金・祝)14:00~16:00
会場:東京都 六本木 国立新美術館3階講堂
定員:先着260名(定員になり次第受付終了)
講演:ディディエ・オッタンジェ(ポンピドゥセンター・パリ国立近代美術館 副館長)
※聴講無料・ただし、本展観覧券(半券可)が必要

『シュルレアリスムと美術』

2011年3月12日(土)14:00~16:00
会場:東京都 六本木 国立新美術館3階講堂
定員:先着260名(定員になり次第受付終了)
講演:巖谷國士(明治学院大学教授)
※聴講無料・ただし、本展観覧券(半券可)が必要

『シュルレアリスム映画上映会』
「眠るパリ」「ヒトデ」「黄金時代」「アンダルシアの犬」

2011年2月26日(土)、4月9日(土)11:00~、15:00~ (上映時間約2時間)
会場:東京都 六本木 国立新美術館3階講堂
定員:各回先着260名(定員になり次第受付を終了します)
※聴講無料・ただし、本展観覧券(半券可)が必要

『親子向けイベント しゅるれありすむを学ぼう』

2011年4月2日(土)14:00~15:30
※詳細は後日追加予定

(画像上:『シュルレアリスム展―パリ、画像中:ポンピドゥセンター所蔵作品による―』ロゴ、ポンピドゥセンター ©読売新聞社、画像下:撮影者不詳「マルセル・デュシャン」1946 25.6x20.3cm)

『シュルレアリスム展―パリ、ポンピドゥセンター所蔵作品による―』ロゴ
『シュルレアリスム展―パリ、ポンピドゥセンター所蔵作品による―』ロゴ
ポンピドゥセンター ©読売新聞社
ポンピドゥセンター ©読売新聞社
撮影者不詳「マルセル・デュシャン」1946 25.6x20.3cm
撮影者不詳「マルセル・デュシャン」1946 25.6x20.3cm
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