女性写真家の草分けベッティナ ランス、有名セレブら被写体に「楽園」写し出す

フランスを代表する女性写真家ベッティナ ランスの写真展『MADE IN PARADISE』が、5月15日まで東京・恵比寿の東京都写真美術館で開催されている。

ベッティナ ランスは、1978年に被写体にストリッパーを選んで以来、女性を写した作品を数多く発表している写真家だ。彼女の被写体には、マドンナやシャロン・ストーン、ケイト・モス、ソフィー・マルソー、シンディ・クロフォードなどが名を連ねており、レンズの前で飾り気のない心情や濃厚な人間性を惜しげもなくさらしている。

今回出展される58点の作品は、1200mm四方、または1200mm×1500mmという大判サイズで展示。日本からは女優の寺島しのぶ、ファッションモデルの道端ジェシカの2人が被写体として登場。これまでのイメージを覆すような一面を見せている。

また、同時開催として4月24日まで、東京・銀座のシャネル・ネクサス・ホールで『Héroines ベッティナ ランス写真展』も開催中。こちらは、2005年に撮影された23枚のポートレイト写真が紹介されている。

ベッティナ ランス写真展
『MADE IN PARADISE「女神たちの楽園 セレブたちの美しき幻影と気品」』

2011年3月26日(土)~5月15日(日)
会場:東京都 恵比寿 東京都写真美術館 地下1階展示室
時間:10:00~17:00(入館は閉館の30 分前まで)
※木・金曜日の夜間開館は当面の間中止
休館日:月曜(5月2日は開館)
料金:一般900円 学生800円 中高生・65歳以上700円
※団体は20名以上
※小学生以下および障害者手帳をお持ちの方とその介護者は無料
※第3水曜日は65歳以上無料

『Héroines』

2011年3月26日(土)~4月24日(日)
会場:東京都 銀座 シャネル・ネクサス・ホール
時間:12:00~20:00
料金:無料

(画像:道端ジェシカ ポートレイト 2007 Photograph©Bettina Rheims)

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