少女環境活動家の現在と「食」の安全を考える、映画『セヴァンの地球のなおし方』

映画『未来の食卓』で知られるジャン=ポール・ジョー監督による新作ドキュメンタリー映画『セヴァンの地球のなおし方』が、6月25日より東京・東京都写真美術館ホールほか全国で公開される。

1992年にリオデジャネイロで行われた環境サミットで、当時12歳ながら堂々たるスピーチを行ったセヴァン・スズキは、現在カナダのハイダグワイ島で自然と共に暮らし、世界各国で環境問題についての講演を行っている。『セヴァンの地球のなおし方』は、彼女の現在の活動や、日本の福岡県の合鴨農法、地域の子どもたちのために161人の農婦が無農薬食材を育てる福井県の池田村、フランス・バルジャック村のオーガニック給食、ワインの産地として有名なコルシカ島が抱える問題など、子どもたちの未来を救うため「食」を守ろうとする人々を追ったドキュメンタリー作品だ。

監督のジャン=ポール・ジョーは、チェルノブイリ原発事故を契機に、地球環境への関心喚起を自らのテーマに掲げて作品を撮り続けている。2009年に公開された『未来の食卓』は、自身が結腸ガンを患った事をきっかけに「食」を取り巻く様々な事象を振り返り、オーガニックブームを巻き起こした。同作はその続編となっている。

『セヴァンの地球のなおし方』

2011年6月25日から東京都写真美術館ホールほか全国ロードショー
監督:ジャン=ポール・ジョー
出演:
セヴァン・スズキ
ハイダグワイの人びと
古野隆雄
福井県池田町の人びと
バルジャック村の人びと
ポワトゥーシャラントの人びと
コルシカ島の人々
オンディーヌ・エリオット
ニコラ・ウロ
ピエール・ラビ
ほか
配給:アップリンク

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