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演出できない自然を見据えた晩年の記録、植田正治の写真展『雲のうつくしい日に。』

写真家・植田正治の作品展『雲のうつくしい日に。』が、7月1日から東京・京橋の72 Galleryで開催される。

植田は1913年に鳥取県で生まれた写真家。鳥取で活動を続けながら数々の作品を発表し、故郷である山陰の空や地平線、砂丘などを背景にしたそれらの作品は、被写体をまるでオブジェのように配置した独創的な作風で高い評価を得た。また、ミュージシャンで俳優の福山雅治のシングル『HELLO』のジャケット写真を手掛けたことでも知られている。70年にもおよぶ活動を経て、2000年7月に88歳で没した。

同展は、1999年から2000年にかけて撮影されたシリーズ作品『雲のうつくしい日に。』から約20点に加え、植田の代表作数点を展示するもの。植田が没する直前まで撮影していたという同作では、自ら演出することが不可能な「雲」をテーマに据えて撮影されている。

生涯を通して写真撮影を楽しみ、常に新鮮な気持ちで対象と向き合ってきたという植田。同展は、今もなお新鮮なその作品世界と向きあう絶好の機会になるだろう。

植田正治写真展
『雲のうつくしい日に。』

2011年7月1日(金)~7月31日(日)
会場:東京都 京橋 72 Gallery
時間:12:00~20:00(水曜~金曜)、12:00~19:00(土、日曜、祝日)
※最終日は 17:00 まで
休館日:月、火曜
料金:無料

『OPENING TALK SHOW』

2011年7月2日(土)18:00~19:30
会場:東京都 京橋 72 Gallery
出演:金子隆一(写真史研究家・東京都写真美術館学芸員)
料金:無料(要予約)

『「PHaT PHOTO」presents TALK SHOW』

2011年7月23日(土)17:00~18:30
会場:東京都 京橋 72 Gallery
出演:飯沢耕太郎(写真評論家)
料金:2,000円(要予約)
※来場者に雑誌『PHaT PHOTO』1冊をプレゼント(最新号を持っている場合はバックナンバー)

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