草間彌生の60年代芸術活動を展示、映像作品『草間の自己消滅』も国内初の無修正公開

草間彌生の1960年代の活動にスポットを当てる展覧会『草間彌生 ボディ・フェスティバル in '60s 展』が、東京・神宮前のワタリウム美術館で8月6日から開催される。

1957年に日本を離れ、1973年に帰国するまでの16年間、主にニューヨークを拠点に活動した草間。当時制作した前衛的な作品や「ハプニング」などの過激な試みは、当時の多くのポップアーティストやミニマルアーティスト達へ大きな影響を与えた。

同展では、自らが出演・制作した映像作品『草間の自己消滅』を、国内で初めて無修正オリジナル版として上映。そのほか、草間の代名詞とも言える水玉模様をマネキンやモデル、草間自身の身体などにペインティングした作品、ファルス(男根)をかたどったソフトスカルプチュア作品、パフォーミングアート作品などを、約300点にも及ぶ写真作品及びドキュメント写真と草間自身のテキストで紹介する。さらに、立体作品、インスタレーション作品も登場する。


『草間彌生 ボディ・フェスティバル in '60s 展』

2011年8月6日(土)~11月27日(日)
会場:東京都 神宮前 ワタリウム美術館
時間:11:00~19:00(水曜は21:00まで)
休館日:月曜
料金:大人1,000円 学生(25歳以下)800円 大人ペア券1,600円 学生ペア券1,200円
※期間中、何度も使えるパスポート制

(画像上から:フォトコラージュ ソフトスカルプチュア「集積No2」(1962年制作)に横たわる草間。1966年 photo by Hal Reiff ©YAYOI KUSAMA、パフォーマンス「水玉による自己消滅」1968年 photo by Hal Reiff ©YAYOI KUSAMA、ニューヨークにてマンハッタンを背景に、自作品と一緒の草間彌生 1961年 ©YAYOI KUSAMA、Dots Obsession 2009, installation view: Heyward Gallery, London ©YAYOI KUSAMA)

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